CSR・環境問題への取り組み

CSR – 社会的責任

弊社の創業者であるV.L.Smithersは、1954年に世界初の吸水性スポンジを発明し、花の小売に革命を起こしました。それ以来、OASIS®は花卉業界において最も信頼され、よく知られたブランドに成長しました。

1938年にFloralife社により最初の切り花栄養剤が開発・発売されて以来、ポストハーベスト製品のFloralife® ブランドは切り花の取扱い・処理の市場をリードしてきまし た。

我々のお客様・パートナーは、世界中の街のお花屋さん・栽培業者・卸売業者・フラワーアレンジメントの学校や教室・スーパーマーケット等の大規模小売店・ブーケ製造業者にまで広がっております。我々の流通・製造・販売の拠点は世界20カ国以上に広がっており、我々の行動の一つ一つが世界中の関係者から注目されていると認識しております。したがって、我々は、全ての関係事項についてしっかりと責任ある行動を取るという事をお約束します。

我々の強みは、世界中のどこの地域においても、日々の営業活動においても、それぞれの地域に根ざした信頼関係です。北米、南米、欧州、アフリカ、そしてアジアの全ての拠点において、我々の従業員は各地域のエキスパートとしてお客様にその地域の文化やニーズに関する様々な知見を供給しています。それに加えて重要なことは、世界の各地で働く我々の従業員は各地域社会で展開される各種のプロジェクトや活動に積極的に関わるように奨励されています。スミザーズオアシス社としてもこのような活動をサポートしていきます。2004年の大津波被害の際に実施されたマレーシアの小学校建設プロジェクト、また2005年のアメリカで発生したハリケーンカトリーナの被害に対するアメリカ赤十字に対する従業員の寄付に対し会社として同額を寄付するというプログラムもその一例です。

環境へ配慮した製品のご提案

  • スミザーズオアシス社の製品は高品質のみならず、環境への配慮を同時に実現しております。2012年に発売した世界初の生分解性フローラルフォーム「エコリコ(現在廃番)」や、現在でも発売を行っている「Maxlife ECO」などの生分解機能は世界中でスミザーズオアシス社製品のみがご提案できるものです。「ECO」では従来のMaxlifeが持つ挿し心地、花もちの性能などを維持しつつ生分解性を持たせることに成功しました。これによりお花屋さんはアレンジメント制作の自由度や花もちの日数を損なわず、環境への負荷を減らす活動をサポートすることが可能になります。

環境負荷の軽減

我々のフローラルフォームは、不活性のフェノール樹脂を原料としており、調理器具の取っ手などに使用されている化学的性質と同じです。この樹脂は、フローラルフォームに変化するときの反応の際、極微量の遊離酸を発生させます。これは水を加えることにより、基本的には中和されるものです。

生産工場の対応として、1981年に我々は企業の環境及び社会的責任をきちんと果たしていく会社としての具体的アクションとして、業界初のノンフロン生産(フローラルフォーム製造時にフロンを使用しない生産方法)を開始しました。

また、JIS A6921に基づくテストで、オアシス®製品は吸水性フォームの中でもホルムアルデヒドの低さにおいてトップクラスの結果を得ており、この25年間で揮発性有機化合物(volatile organic compound emissions:VOCs)の発生を85%も削減しております。