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- 戸川力太さん-花の店とがわ
花への想いや、お仕事の上で意識されていることなど、
フローリストの方々に様々なお話を伺います。
2024年ジャパンカップで優勝された
戸川力太さん(花の店とがわ 代表取締役)に
インタビュー!
ベストパフォーマンスはいかにして生まれたか?
2024年6月26日・27日愛知県豊田市でジャパンカップ・フラワーデザイン協議会が開催され、見事に勝ち抜かれた戸川さんに、これまでの歩み、デザインの制作、そして今後のお話などをお伺いしました。
Designer: 戸川力太さん Ryota Togawa ( 有限会社 花の店とがわ 代表取締役)
Shop: TOGAWA since 1957 Tel: 097-558-8710
花の店とがわと戸川力太さんがここに至るまで・・・
1957年に創業し、1986年に「花の店とがわ」という名称で法人化し現在に至ります。創業当時は、祖父(故人 戸川利昭さん)が、リヤカーで花を摘んで町に売りに出かけていたそうで、西洋のフラワーデザインをいち早く取り入れて需要を拡大したと聞いています。
彼のお葬式には、多くの花輪が届いていました。
私は、JFTDの専門学校で学び、その後東京の生花店で2年就業して、24歳で大分に帰省し家業を手伝うようになりました。現在、花の店とがわの3代目の後継者として代表取締役に就任し、経営にも携わっています。
この度ジャパンカップで優勝されるまでのご自身の体験について教えてください。
ジャパンカップに初めて参加した年は、14年前の2010年です。母親のアシスタントとして参加しました。いろんな意味で印象づけられたイベントでしたが、「自分ならこうするだろう」と思い描くものがありました。
自分自身の初出場は2016年で母親と同時期に挑戦し、その後、2018年と2019年と大阪、仙台、東京と連続出場しました。以前は、予選通過することや審査員の目に止まることへの意識が強かったのですが、現在は、花が生きるデザインをつくりたいという想いで、作品を制作するようになりました。
今年の大会で持ち込みした作品は、自分でもベストだと思えた作品でした。懇意にしていたフローリストで大会の競技員でもあった佐々木さんが、大会2週間前に亡くなった事もあり、特に今年は全力を尽くしたいという意気込みがありました。
フローリストとして常に気をつけていることは?
ギフト用でオーダーされたお客さまには、受け取る方の好みやイメージを確認します。
例えば、派手なものが好きな方の場合は、具体的にどのように華やかなものか?を具体的にヒアリングし、受け取る方の好みを細かく確認して、デザインを近づけるように意識しています。
デザインの制作で参考にしていることは?
いろんな建築物やお店のディスプレーを見たり、自然の中の植物を探索し、心がワクワクするようなものを見て参考にしています。
つづく・・・次回は、戸川さんの事業方針についてご紹介します。
- TOGAWA https://www.f-togawa.co.jp/
-
〒870-0924 大分県大分市牧1丁目4-8
TEL: 0120-588-710
営業時間:10:00-19:00
❮日曜定休 ※母の日などイベント日は営業❯
https://www.instagram.com/hanatogawa/?hl=ja
https://www.f-togawa.co.jp/event/item-3674